今、人生でいちばん寂しいかもしれない。
最近、よく感じること。
私は、一般的な人と比べて、人生において、「ひとりで過ごした時間」の累計は、かなり長いだろう。
私は、これまで「寂しい」と感じることが、少なかった。
もちろん、友達となかなか会えなくて「寂しい」と感じたり、
交友関係の広い人と比べて「自分は寂しい人間だ」と思ったり、
特定の存在ありきの「寂しさ」を覚えたことはあった。
でも、世間一般でいう、「無性に寂しい」という感覚は分からなかった。
自分にも、こんな感情あったんだという驚き。
「寂しい」という感情は、全人類にプリインストールされていて、私はたまたま、これまで、触れる機会が極端に少なかったのだろう。
交友関係が広がって、「普通」の人たちの生活を垣間見るようになった。
自分の半生や現状との違いを、単に「違い」と受け止められるほどの、自己肯定感の高さが、私にはない。
今、人生でいちばん寂しいかもしれない。