行ってみたい、生きてみたい時代
私には、行ってみたい時代がある。
もしタイムマシンや超能力で過去へ行けるようになったら……そう夢見ている。
行ってみたい。できれば、生きてみたい。
その時代は……
ヴィクトリア朝時代のイギリス
細かく言うと、1900年前後。ヴィクトリア朝後期からエドワード朝。
伝統と革新の時代。
ヴィクトリア朝への憧れ
①シャーロック・ホームズ
きっかけは、映画「シャーロック・ホームズ(ガイ・リッチー監督)」だった。
原作を小学生の時に読んだことがあり、ある程度は知っていたので、懐かしく思いこの映画を観た。そしてハマった。
原作を再読したり、解説本を読んだりするうちに、舞台となった時代にも興味を抱くようになった。
②エマ
身分を越えたドラマチックなラブストーリーと、巧みな心理描写。キャラクターの一挙手一投足にも情感が宿っているようだった。
私は恋愛モノをほとんど読まないのだけれど、この作品は展開が楽しみだったし、主役の二人には幸せになってほしいと心から願った。
「エマ」は、副読本も素晴らしい。
当時の文化や生活について、知ることができる。
この本のおかげで、「ダウントン・アビー」(海外ドラマ。ヴィクトリア朝より後の時代だが、貴族と使用人の物語なので参考になった)をより深く楽しめたと思う。
不思議なこと
私は、子供の頃から、何故か西洋の古い建築や車、服(特に男物)に惹かれた。
それまで、漠然と「ヨーロッパの古いものが好き」と捉えていたのだが、上記の二作品をきっかけに、「この時代が好きなんだな」と気付いた。
不思議なのは、何故こんなにも惹かれるのか、その心当たりが全くないこと。
周囲から影響を受けたわけでもないのに。建築も車も服も、詳しくないし。
強く惹かれる国や時代は、前世と関係があるらしい。偶然にも、このスレの1もイギリス好き。
もしかしたら、私の前世はヴィクトリア朝時代に生きた男性なのかもしれない。
そう想像しては、胸を躍らせている。
今週のお題「行ってみたい時代」