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Grizabella

セレンディピティを求めて

ありがとう、syrup16g。 『the last day of syrup16g』

音楽 音楽-syrup16g

前回に引き続き、また、行ってないライブの円盤を買いました(笑)

 

the last day of syrup16g [DVD]

the last day of syrup16g [DVD]

 

 

 

武道館でのラストライブ。

まさか、これを観る日が来るとは思わなかった。

今まで、あえて観ようとは思わなかった。ニコ生でも流れなかったしね。

私の中に、現在流通してるものは新品で買う、そうでないものは、定価以下(だいたい)ならOKというルールがある。それで、先日別のものを探している時に、出会ってしまったのだ。ボーナスディスク付きの初回限定盤だったし、買わずにはいられなかったよ。

 

以前なら、見かけても買わなかったと思う。

再結成や最近の精力的な活動を知っていても、落ち込むの分かってたし。

だけど、やっぱり、ラストライブの情報って『生還』以上に目にしてしまうものだし、先日レポートとインタビューの載った雑誌も読んでしまったし。

何より、五十嵐さん、syrup16gのことを知りたい気持ちの方が勝った。

 

最後の日

まず思ったのは、メンバーが若い。

五十嵐さんの、折れてしまいそうな身体と、やつれた表情に圧倒される。

いつもより、目が開いていたのは、あの光景を、目に焼き付けたかったのかな。

 

一曲一曲が壮絶。

演者からも観客からも、「今日で終わり」っていう、必死さが伝わってくる。

彼らの現状を知っている私でさえも、一瞬たりとも目を逸らせない、息苦さを覚えるほどの緊張に包まれる。

 

終わるということ

一方で、どこか爽やかさも感じた。 

私は、「終わり」自体に爽快感を覚える人間。過程・終わり方・その後が、自分や社会にとって良いか悪いかと関係なく。「達成感」とは、ニュアンスが少し違う。こちらは、基本的に良い状況でしか使わない気がするから。

五十嵐さんもそう感じていたのなら、むしろ、その前のEND ROLLツアーの方が辛かったんじゃないかな。

これはこれで青春映画だったよ

俺たちの

――syrup16g「さくら」

 

私は解散後にファンになったから、彼らの当時の状況を知らないけれど、このDVDを観る限りでは、解散はしかたのないことだったのではないかと思う。

最近の五十嵐さんの動向を知っているのに、「この人大丈夫かな」と思ってしまったから。

それでも、精一杯、音楽を届けてくれていたのだと、ボーナスディスクのミニドキュメンタリーを観て感じた。

もし、解散まで至る前に問題を解決して、パフォーマンスや心身のコンディションを維持して活動を続けられたのなら、それが一番だろう。でも、無理だったんだよ。あのまま続けていくことはできなかった。

「あの時、ああすれば良かった」っていうのは、皆考えることだけれど、その時はそうするしかなかったんだよ。

それより、五十嵐さんが生きていて、また同じメンバーでsyrup16gをやってくれたことに、感謝したい。

 

ありがとう、syrup16g

 

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