大手百貨店のクリスマス用CMに使われている曲は、Oasis「Half The World Away」のカヴァー
Oasisの「Half The World Away」が百貨店のCMに使用された
19歳のノルウェー出身の歌手オーロラによるカヴァー。
↓こちらがそのCM
「街を出て行きたい」*1からはじまるこの曲。
CMのストーリーともマッチしているように思う。
老人は故郷を飛び出して、月で暮らしているのか。それとも、月から脱出したいと思っているのか……。
そんな想像をしてしまう。
「Half The World Away」について
特に好きな曲のうちの一つ。ボーカルはノエル。
この曲を知ったきっかけは、どこかのサイトで観た動画だった。
観客のシンガロングに聴き入るノエル(1:23あたり)。
その恍惚とした表情に、魅入られた。
「TIME FLIES... 1994-2009」には入っていない曲だった。
最初に買ったこのCDを聴き込んでから、他のを買うつもりだったのだが、この曲と「The Masterplan」「Acquiesce」が聴きたくて、「Stop the Clocks」を買った。
本当は、1st・2ndに並ぶ傑作と名高いB面集「The Masterplan」を買う予定だったのだが……。なかなか見つからなかったのと、初回限定盤の「Stop the Clocks(DVD付き)」を見つけてしまい、思わず買ってしまった。DVDの「ノエルとリアムによる楽曲解説」では、二人の何気ないやりとりから「やっぱり兄弟なんだな」と感じる。良い買い物をしたと思っている。探している間は、全く見かけなかったのに、最近やたら「The Masterplan」を見かける……。
上記の「ノエルとリアムによる楽曲解説」より。
初のアメリカツアー中にリアムと喧嘩したノエルは、パスポートをマネージャーから取り返し、飛び出した。
その一週間後に書いた曲が、「Talk Tonight」と「Half The World Away」と「To be free」だそうだ。
インタビュアーの「もしノエルが戻らなかったら?」という質問への、リアムのコメントが好き。
インタビュアー「リアムは どうする気だった?」リアム「さあね」「どうでもいいよ 戻ったんだから」
「さあね」に、ノエルとインタビュアーが笑うんだけど、その後に、さらっとこういうこと言っちゃうリアム。彼が愛される所以が分かる。
- アーティスト: オアシス,ノエル・ギャラガー,リアム・ギャラガー
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 発売日: 2006/11/15
- メディア: CD
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記事のタイトルについて
「このCMに使われている曲、何って曲?」という書き込みを見かけたから。
記事のタイトルを見た人が、「Half The World Away」やOasisに興味を持ってくれたら嬉しい。
去年、結成20周年を迎えたOasis。最近話題に上ることが増えたように感じる。
新作ドキュメンタリー映画の制作も決まったし。
ノエルとリアムも参加するそうだ。
それぞれが独立したプロジェクトなのかもしれないが、こう続くと再結成に期待してしまう。
おまけ
この曲、先日のヒトカラで歌ったんだけど、「my mind」の部分がうまく歌えない。しかも、何度か出てくるという……。
「まいまい…まい」になっちゃう(笑)
*1:「Stop the Clocks」ライナーノーツより