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Grizabella

セレンディピティを求めて

ある日の風景

前日に飲んだ強い酒の浮遊感と不快感を抱えて、逃げるように電車に乗った。

 

 

「新宿」という街を、好きになれなかった。

雑踏、喧噪、猥雑。

いつも、用事だけ済ませて、そそくさと帰っていた。

 

そんな場所に行く気になった理由は、単純だ。

五十嵐さんの話に登場した、数少ない、具体的な地名。その一つが、新宿だっただけ。

人混み嫌いそうなのに。でも、雑踏というモチーフはsyrupっぽいかもな、なんて思ったりして。単に、用事で来る機会が多かっただけかもしれないけど。

 

花園神社へ

本当に、街中にあって驚く。

あまりにも溶け込んでいて、一瞬気付かなかった。

酉の市で有名。その頃にまた来たいな。

敷地内に、「芸能浅間神社がある。

五十嵐さんも来ただろうか?なんて考えながら、syrup16gのメンバーの健康と、充実した音楽活動を祈る。自分の分も。私のは、芸能と言うより、芸術か。でも、エンターテイメントだと思ってやってるからなぁ。

新宿は、ライブハウスがあったり、CDの販促トラックが何台も走っていたりして、芸能の街なんだと実感する。

 

新宿御苑

ここは、五十嵐さんが、行った場所。

広い。とにかく、広い。都心とは思えない。

入ってから気付いたんだけど、ここは、時間に余裕のある時に来るべきだった。

時間を気にせず、ぼーっと過ごすのが良いのだろう。

冬だし、木々が生い茂っているって感じじゃなかったんだけど、梅の蕾が膨らんでいて、春は近付いてきているのだなと思った。

 

原っぱで、カップルが寝転んでいちゃついてたり、子供が駆け回ってたりして、まさに「幸せの象徴」といった光景が眩しかった。

「イマジン」を思い出す。数日前に、シングル買ったんだ。

あと、「透明な日」が脳内に流れていた。

 

カラオケへ

どうしても行きたくて。

今まで、某ヒトカラ専門店行ってたんだけど、待たないといけなかった。ヒトカラ需要の多さに驚く。高いけど、専門店の方が楽なんだろうね。

というわけで、突然の一般店デビュー。カラオケは絶対行きたかったし、都心だから気にならなかった。

プレミアムだかスペシャルだかの部屋なら、すぐ入れますよと言われて、音響のことかと思ったら、パーティールームだった。こういう発想が、ヒトカラ―ならではなんだろうね。

しかも、ただ広いだけならともかく、スナックみたいな造りで、一人でいると浮く。

隣は、リア充グループっぽくて、男性が歌い出すと、女性陣から歓声が上がっていた。

「カラオケって、グループで来るもんだったな」と、今更気付く。あれだけ盛り上がってるんだから、こっちの音が多少漏れたって気にしないだろうと、かえって気が楽になった。

 

HAIKAIツアーファイナルのセトリ+αを入れる。アプリ使うと、速くていい。

まずは、「Reborn」で、喉の調子を整える。

「darc」の曲は入ってないから、次は、「タクシードライバー・ブラインドネス。好きな曲だが、他に比べて、聴いた回数が少ない。だから、不安だったけど、意外と歌えた。

 

これで1時間。飛ばしたり、他の曲入れたりしたけど、ライブとほぼ同じペース。

1時間くらいがちょうどいいな。長過ぎず、短過ぎず。前回1時間半やったら、かなりの曲数歌えたけど、喉がキツかった。いろんな歌手の曲やったのもあるけど。

 

自信ない頃は、ヘッドホンカラオケの方が、あまり自分の声が聴こえなくてよかったけど、 慣れてきて、普通のカラオケで歌ってみたいって思ってた。

五十嵐さんの声や歌い方が好きだ。でも、私の声は五十嵐さんとは全然違うわけで。当たり前なんだけど。今まで、CDで聴いたとおりに歌おうとしていた。

だけれど、今回は、ほとんど気にならなかった。歌に自信がついたり、自分の声に慣れてきたりしたからかな。

 

新宿を見下ろしながら歌うの、気持ち良かったー!

 

映画へ

チャウ・シンチー監督の「人魚姫」

私はネットの書き込みで知ったし、テレビで宣伝を見かけなかったけれど、混んでいて驚いた。百人くらいいた。

笑って泣けて、ロマンチックなシーンもあって、最高のエンターテイメント作品。

大人の方が楽しめるんじゃないかな。

こういう底抜けに明るい作品に、ありがたみを感じるのは、ある程度の年齢になってからだろうから。

 

新宿

長時間、しかも広い範囲を移動して、新宿を堪能した一日だった。

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