私ってまぶしがり屋? PCメガネを使い始めて気付いたこと
PCメガネ購入のきっかけ
前回、PCメガネの記事を書いた。
私がPCメガネに興味を持ったのは、発達障害を扱ったエッセイを読んだからだ。
ボクの彼女は発達障害: 障害者カップルのドタバタ日記 (学研のヒューマンケアブックス)
- 作者: くらげ,寺島ヒロ,梅永雄二
- 出版社/メーカー: 学研マーケティング
- 発売日: 2013/09/10
- メディア: 単行本
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作者・くらげさんの彼女のあおさんは、発達障害を持っている。
発達障害を持つ人は、感覚が過敏であることが多く、あおさんは、まぶしさへの対策として、PCメガネをかけている。
この記事でも書いたように、私は未診断だが、発達障害向けのライフハックは積極的に実践するようにしている。
ただ、今まできっかけがなかった。
私にとって数千円は大きな買い物だし*1、効果があるか分からない、何より「視力は落ちていないし、今使っているメガネも壊れていないのに、新しいのを買うの?」という気持ちが強かったのだ。
しかし、状況が変わった。
前回の記事でも書いたように、「パソコンの画面が見づらい、目が疲れやすい」と感じるようになったのだ。
これは、環境の変化もある。私は大学を卒業し、事務系の仕事をしている。
オフィスの蛍光灯に照らされながら、就業時間のほとんどをパソコンの前で過ごし、書類を読むことも多い。
データのチェックや入力作業は少ないので酷使という程ではないが、目の疲れを感じることが増えた。学生時代のように、自分のペースで進めることもできない。
そんなわけで、PCメガネの購入に踏み切った。
気付いたこと
前置きが長くなってしまったが、PCメガネをかけるようになって、自分が光に過敏なのかもしれないと思うようになった。
かけているとラクだし、外すとまぶしい。
明るさが急に変わったために、目が慣れていないだけなのかと思ったが、PCメガネをかけていない日でも、まぶしいと感じることが増えた。
例えば、パソコンの画面、印刷物の反射、日光。
それまでは自覚がなかったのだ。
実はPCメガネ購入の動機には、「視力が大幅に低下したと感じたから」というのもあったのだが、計ってみると、ほとんど変わっていなかった。
片目の度数が一つ上がった。しかし、「上げた方が見やすいですが、上げなくても日常生活には問題ないですし、メガネをかけている間、疲れを感じるかもしれませんが、どうしますか?」ときかれた(以前の度数だと、細かい部分が見づらく不便に感じたから、上げてもらった)。
そのくらい、変わっていなかった。
思い返せば、これまでも、学習机の蛍光灯を点けなかったり、デジタル機器の画面をデフォルトより暗く設定し直したり……見やすいように調整していた。
光に過敏になったというより、もともと過敏だったのが、環境の変化によって、見づらさや疲れをより強く感じるようになったのだろう。